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【2024年5月】バギオからジプニーで温泉へ行く方法とフィリピンの温泉Asin HotSpring体験記

フィリピンのマニラに友人が住んでいることがきっかけで、フィリピンに遊びに行くことにしました。

友人との再会は週末に決まりましたが、私のとったチケットは火曜日出発。週末まで時間があるので、どこかに行こうと検索!

すると、大好きな温泉がフィリピンのバギオというところにあるということを知り、バギオまで足を伸ばしてみることにしました。

マニラからバギオまで

バギオはマニラのあるルソン島の北部にあります。マニラからはバスで5~6時間ほどで到着します。

マニラからバギオへ行くバスは、”JOY BUS” と “Victory Liner” の2社が運行しています。”パサイ” か “クバオ” のバスターミナルから出発します。両社ともバスの中に3種類ほどのグレードがあるようです。

私はパサイ発のJOY BUS PREMIERE(930ペソ)でバギオまで行きました。

結果、大正解のバスでした。エアコンもほどよく、3列シートでゆったり(2列席と1列席)しています。私は2列シート側でしたが、隣がいなかったので2席ゆったりと使わせてもらいました!
運転手の他に、バスガイドさん?のような人もいて、水とお菓子も配ってくれて、トイレも付いていて至れり尽くせりです。アナウンスも英語でした。

帰りは、Victory Linerの一番安いチケット(626ペソ)に乗りましたが、シートは狭くアナウンスはタガログ語でした。値段通りです。

ネット情報では、バギオ行きのバスは寒いとのことでしたが、Victory Linerは日中に乗ったせいか日差しが入って寒いどころか暑かったです。

各バスの他のグレードはわかりませんが、私はJOY BUSお勧めです!

バギオからAsin Hot spring行きのジプニー乗り場

ネットで検索したところ、バギオからAsin Hot spring へはジプニーで行けるとのことです。ですが、調べていた情報と乗り場が変わっていました。

バギオを歩いていると、たくさんジプニー乗り場があります。それぞれ、各方面へ行くので、乗り場を探すのが一苦労です。私は、ネットで検索した情報の場所へ行き、「Asin」と書いてあるジプニーを探しましたが、2往復しても見つけられず、その辺のジプニーのおじさんに聞きました。

すると、「ここじゃないよ。裏の通りだよ。」と言われたので、言われた方角へ進みます。また、別のジプニー乗り場がありました。

なんとなくそこではない気がしたので、またジプニーのおじさんに「Asinにいきたいんだけど、ジプニーどこ?」と聞くと、「あの通りを右に曲がって、まっすぐ行ったところだよ。」と教えてくれました。

そして、言われた通りに進み、やっと辿りつきました。

2024年6月のジプニー乗り場をこちらです↓

ジプニー乗り場
[Otek Street] の [watsons pharmacy] の前に「Asin」と書いたジプニーがとまっています。

アシン行きジプニー

ジプニーのところにいたおじさんに、「これ、温泉行き?」と聞いたら、「そうだよ!Asin Hot Springに行くよ!」と教えてくれて、「乗りな!」って感じでした。水がなかったので、「水買ってくる」というと、「そこで売ってるよ!」と。さすが、ジプニー乗り場周辺。

THEローカル!!初ジプニー体験!

ジプニーに乗り込むと、5~6人の乗客がすでに乗っていました。私は一番後ろ(乗り口の一番近く)に座り、出発まで待つことに。

約30分ほど待ち、人がいっぱいになったところで出発です。18人ほど乗っていました。驚いたことに、1人は乗り口に立ち乗りしていて、そして走り始めて10分ほど経つと、なぜか屋根に登っていきました 笑

ぎゅうぎゅうに乗っているジプニー。突然、乗客がジプニーの天井についているバーをコインでカンカンと叩き出しました。何事か?と思っていると、降りる合図だったようです。

そして、そのコインは他の乗客の手を渡りドライバーへと運ばれ代金を支払っていました。ん?ということは、途中で降りる場合は、ぴったりの金額が必要ということ?

私が見た中では、全員がぴったりの支払いでした。乗客同士で両替している姿もありました。終点で降りた人は、ドライバーのところへ行きお釣りをもらっていました。

「Asin」が終点なので、私もそこで降りてドライバーに35ペソ渡しました。

Palm Grove の貸切温泉でゆったり

Asin Hot Springには3つの温泉施設があるようですが、私は 「Palm Grove」という温泉施設に行ってきました。

パームグローブ入り口

ジプニーを降りて、そのまままっすぐ歩くと100m程度で到着します。

とりあえず、受付のようなところに行き、「Hot springに入りたいんだけど」というと、よくわからないまま、「んじゃこれね。475ペソで1時間、あなた1人の貸切よ。他のプールには入れないからね!」みたいなことを言われ、「OK」と言って支払い、チケットを渡されました。

どこだかよくわからず、ふらふら歩いていると通り過ぎていたようで、施設のお兄さんが、「こっちだよ~」と案内してくれました。そして、指定された時間より前でしたがバスタブの準備を始めてくれました!ありがたい!

温泉は、バスタブの底からボコボコと湧き出るスタイルでした。

お湯が溜まったら、管理のおじさんが「ゆっくり入ってね。熱かったら水たすからね!」と。入ってみると、ちょっと熱めの40℃くらい。ちょっと熱いかな?と思ったけど、温泉好きな私はこの熱さが気持ちよくて、「これでいい!」と源泉のままお湯を楽しむことにしました。

サービス精神旺盛なおじさんは、私が写真を撮っていたらやってきて、「撮ってあげるよ!」と湯に浸かってる写真を撮ってくれました。しかも、「次はこっち。背景がいいからね!」みたいな感じで、場所移動付きで!

温泉は、いかにも温泉らしい香りでした!単純硫黄泉みたいな?嗅いだことはあるけど、どこの温泉に近かったかは覚えてません…

透明でちょっとトロミがあり、じっくり温まる温泉でした。

出たり入ったりを繰り返してましたが、さすがに20分くらい経つと気温の高さと相まって熱くて、入っていられなくなりました。

おじさんを呼んで、「熱くなってきたから、温度下げたいんだけど・・・」とお願いすると、お湯を少し抜いてまた温泉の底から水を追加してくれました。

ぬるくなったお湯で残り30分、ゆっくり浸かったり外気浴をしたり、山を眺めながら、とってもリラックスした時間を過ごしました。

シャワーが完備されているので、お風呂の後にシャワーを浴びることもできます。

Palm Grove の他のプールは?

私は貸切風呂だけでしたが、Palm Groveには屋外の温水プールがあります。外国の温泉といえば、こっちがメインですよね!お子さんたちにも大人気のプールのようです。

温水プール
温水プール

私が訪れたのは平日だったので、あまり人はいませんでしたが数人の子供達が遊んでいました。

BBQスペースがあったり、レストランがあったり家族連れや友達同士で訪れたら楽しく1日過ごせそうです!

宿泊施設も整っているので、泊まりながらゆっくり満喫することもできそうです!

バギオに戻るジプニー

温泉をゆっくり堪能して、バギオに戻ります。ジプニーは到着時に降りた周辺に停まっています。

チラッと停まっているジプニーを覗くと、まだ人は数人しかいない様子。

それなら近くのローカルカフェでハロハロ(35ペソ)食べよう!と思い、注文して待っていました。ハロハロを持ってきてくれて、お金を払って食べようとしたその瞬間!

お店のおばちゃんが「あなた、バギオに戻るのよね?」と。「うん。」というと、「はやく!ジプニーが行っちゃう!」と。そして、お店のお兄ちゃんが走り始めたジプニーを大きい声で呼んで止めてくれました!

お礼をいって、急いでジプニーに乗り込むとまだ半数にもなってない感じです。どうやら帰りはバギオまでの道すがらに人を拾うので、いっぱいになる前に出発するらしい。そして、ジプニーは人数に合わせての出発のため時間も決まっていません。

お店の人たちが気づいてくれなかったら、何時間待ちぼうけをくらったか…本当に、感謝です!

こんな感じで、どこでも周りの人に助けられてます。みんな優しい❤︎ありがたいことですね!

帰り道のジプニーには気をつけましょう!

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